2013年8月13日火曜日

Sotheby's Auction Stolen Madame Louis Valtat nee Suzanne Noel

盗まれた絵画が競売され、落札された。
 東京都世田谷区の男性宅から盗まれたルノワールの油絵「マダム・
ヴァルタ」が、英オークション大手「サザビーズ」の競売に出品され、
約105万ポンドで落札されていたことが、警視庁成城署への取材で分かった。

世田谷の盗難品
・ルノアール マダム・ヴァルタ
・シャガール 花束、花と二人
・平山郁夫  法隆寺の塔
等5点、(6点説有)

警視庁成城署
・サザビーズに出品者や落札者の情報提供などを求める。
・盗まれた名画の売買ルートがあるとみて調べている。
・競売は英ロンドンで2月5日に行われ、男性から3月に「盗まれた絵が
 オークションで落札された」と連絡。

Sotheby's
・出品者は12年にマダム・ヴァルタを入手。
・調査では出品者は正当な持ち主で、保証(鑑定書所持?)もあった。
・オークションは正当な手続きを経ている。
 個人情報は極秘で教えられない。

ICPOの盗難美術品データベースでルノアールを探しても、
Tete de filletteしか見当たらない。
成城署は登録もしなかったか。

Madam Valtatには、鑑定書(?)がついてとのこと。
Sotheby'sの説明が正しければ、Sotheby'sの担当者(curator)は、鑑定書
が偽造と疑わなかったことを考えると鑑定書に署名した鑑定士を知って
いた可能性がある。鑑定書の複写を保管していれば手がかりになるかも
しれない。また、小さいサイズであってもルノアールの絵画として、競売
開始金額が低いことから、会社ぐるみで何らかの関与の可能性もある。
Sotheby'sへの疑念は残るとの説もある。

盗難品を確認できず落札したSotheby's。
闇市場やマネーロンダリングの一員として、悪名高くなりそうだ。


---盗品ルノワール 落札 英競売1.5億円 2000年、世田谷で盗難---
2013年8月5日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013080502000208.html

 二〇〇〇年に東京都世田谷区の住宅から盗まれたルノワールの油絵が今年二月、英国の競売大手サザビーズによる競売に出品され、約百五万ポンド(約一億五千万円)で落札されていたことが五日、捜査関係者への取材で分かった。
 警視庁成城署が窃盗事件として捜査したが、容疑者は特定されていない。海外には盗難美術品のデータベースがあるが、この油絵は登録されておらず、競売会社の盗品チェックもすり抜けたとみられる。盗まれた名画をめぐる国際協力の在り方に課題を残した。
 油絵はルノワールが知人の画家の妻を描いた「マダム・ヴァルタ」で、一九〇三年制作。
 捜査関係者によると、二〇〇〇年八月、帰宅した世田谷区の男性が、シャガールの油絵「花束」や日本画家故平山郁夫氏の「法隆寺の塔」など五点とともになくなっているのに気付いた。
 競売は今年二月五日にロンドンであり、落札されているのに気付いた男性が三月、警視庁などに問い合わせて発覚した。男性は返還を求める意向だが、購入者の特定や返還請求の期限の問題があり、取り戻すのは難しい。
 サザビーズは取材に対し、顧客情報は極秘として出品者や落札者を明らかにしていないが「(出品時の)調査では出品者は正当な持ち主で、保証もあった」と回答した。
 出品者は〇〇年に絵を取得したといい、盗まれてから短期間のうちに買い手が付いたとみられる。
 盗難品の可能性についてサザビーズは「調査中で、関係者と協議している」と説明している。
 <ピエール・オーギュスト・ルノワール> 1841~1919年。色彩が豊かで原色を多用する印象派の巨匠。陶器で有名なフランスのリモージュ生まれ。13歳から陶器の絵付け職人に弟子入りし、デッサンの勉強も始めた。人物画を中心に4000点以上描いたとされる。代表作に「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場」「舟遊びの人々の昼食」など。


---東京で盗難の高級絵画 英オークションに出品、落札される---
2013.8.5 14:53
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130805/crm13080514570009-n1.htm

 平成12年8月に東京都世田谷区の男性宅から盗まれたルノワールの油絵「マダム・ヴァルタ」が今年2月、英オークション大手「サザビーズ」の競売に出品され、約105万ポンド(約1億5千万円)で落札されていたことが5日、警視庁成城署への取材で分かった。同署はサザビーズに出品者や落札者の情報提供などを求めるとともに、盗まれた名画の売買ルートがあるとみて調べている。
 同署によると、競売は英ロンドンで2月5日に行われ、男性から3月に「盗まれた絵がオークションで落札された」と連絡があったことから発覚。サザビーズ側は「オークションは正当な手続きを経ている。個人情報は極秘で教えられない」と説明したという。
 海外には盗難美術品のデータベースがあるが、マダム・ヴァルタは登録されていなかった。サザビーズのホームページによると、出品者は12年にマダム・ヴァルタを入手したといい、同署は盗まれてから間もなく売買されたとみている。
 男性宅からはマダム・ヴァルタのほか、シャガールの「花束」、日本画家の故平山郁夫の「法隆寺の塔」など計6点(計約4億2千万円相当)が盗まれた。


---Tokyo man discovers Sotheby’s auctioned his Renoir stolen in 2000---
Kyodo Aug 5, 2013
http://www.japantimes.co.jp/news/2013/08/05/national/tokyo-man-discovers-sothebys-auctioned-his-renoir-stolen-in-2000/#.UgA7lUribp6

An oil painting by French impressionist Pierre-Auguste Renoir that was stolen from a private residence in Tokyo in 2000 was auctioned in February at Sotheby’s in London for about L1.05 million ($1.6 million), investigative sources said Monday.

The work, “Madame Valtat,” painted in 1903, is a portrait of Suzanne Valtat, wife of Renoir’s close friend and painter Louis Valtat.

The male owner of the home in Setagaya Ward discovered the theft of the Renoir and five other pieces, including those by Russian-born French painter Marc Chagall and Japanese artist Ikuo Hirayama, in August 2000, the sources said.

The painting was auctioned off on Feb. 5 in London and the owner, who noticed that the piece had been sold at auction, informed police in Japan in March.

Japanese investigators have not yet identified the thief. The Renoir was not listed on an international database of lost and stolen artworks and thus slipped through a check at Sotheby’s for stolen items, allowing the auctioneer to put it under the hammer, the sources said.

The owner intends to seek the return of the work, but it may be difficult to specify the person who purchased it at the auction because Sotheby’s keeps client information confidential.

Sotheby’s told Kyodo News that the seller of the Renoir had acquired it legitimately in 2000 and provided representations and warranties on rightful ownership of the painting. This means the painting was probably sold to the seller shortly after it was stolen.

The auctioneer said it has been looking into the possibility the work was a stolen item and is in discussion over the issue with the parties involved.

It is believed the owner notified police in Japan at the time of the theft, but neither he nor the authorities contacted the stolen items database to have the works listed.


---Impressionist and Modern Art Evening Sale---
05 February 2013 7:00 PM | London
http://www.sothebys.com/en/auctions/ecatalogue/2013/impressionist-modern-art-evening-sale-l13002/lot.34.html


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PROPERTY FROM A PRIVATE COLLECTION
Pierre-Auguste Renoir
1841 - 1919
MADAME VALTAT (NEE SUZANNE NOEL)
signed Renoir and dedicated a Madame Valtat (lower right)
oil on canvas
55 by 46cm.
21 5/8 by 18 1/8 in.
Painted in Cagnes in 1903.
Estimate
1,000,000 - 1,500,000
GBP
LOT SOLD. 1,049,250 GBP
(Hammer Price with Buyer's Premium)

This work will be included in the forthcoming catalogue critique of Pierre-Auguste Renoir being prepared by the Wildenstein Institute and established from the archives of Francois Daulte, Durand-Ruel, Venturi, Vollard and Wildenstein.
Provenance
Suzanne Valtat (nee Noel), France (a gift from the artist)
Jean Planque, Switzerland
Stephen Hahn Gallery, New York
Findlay Galleries, Inc., Chicago (acquired from the above in 1962)
Private Collection (acquired from the above in 1966. Sold: Sotheby's, New York, 13th November 1990, lot 21)
Acquired by the present owner in 2000
Exhibited
Paris, Galerie Braun, Renoir, 1932, no. 15


---Madame Louis Valtat nee Suzanne Noel---
Pierre Auguste Renoir - 1902-1903
http://www.the-athenaeum.org/art/detail.php?ID=6335

Owner/Location: Private collection
Dates: 1902-1903
Artist age: Approximately 62 years old.
Dimensions: Height: 53.98 cm (21.25 in.), Width: 45.09 cm (17.75 in.)
Medium: Painting - oil on canvas
Entered by: Member rocsdad on 28 April 2003.

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