2014年3月27日木曜日

大津いじめ事件 二人は保護観察処分

大津いじめ事件で、二人が保護観察処分になった。
 大津市で、いじめを受けた市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、
大津家裁(丸山徹裁判長)は、暴行などの非行事実で送致された元同級生
の少年3人のうち2人を保護観察処分、1人を不処分とする決定を発表した。

大津家裁
・2013年5月末までに3人の事件送致。
 2013年10月31日付で少年審判の開始
・保護観察とした2人については、継続的ないじめ行為があった。
・3人は11年9月下旬、体育祭会場で男子生徒の手足を鉢巻きで縛り、
 口や脚に粘着テープを貼るなどの暴行を加えた。
・校舎内で顔を殴ったり、男子生徒のペンや筆箱を壊したりした。
・強く抵抗しない男子生徒に対する言動がエスカレートした。
 男子生徒に身体的、精神的な苦痛を与えた。
 「内省が十分に進んでいない点は軽視できない」と保護観察が必要。
・不処分となった1人について
 「男子生徒が受けた苦痛への理解が進んでいない」、
 「暴行行為に継続的に及んでいたわけではない」。
・脅迫などは「確たる証拠がない」等で認定しなかった。

被害者父親
・裁判所の判断として重く受け止めている。
・学校と市教委がいじめの背景調査を打ち切り、真相究明を阻んだ
 ことに、今さらながら強い憤りを覚える。県警と連携して迅速に調査
 していれば、より詳細な真相究明ができたのではないか。
・一日も早く更生することを心から願っている。

市教育委員会とPTA役員、校長が隠蔽しようとした事件で話題になった。
県警の一部関与も噂された。
アンケート結果に関する損害賠償請求が認められた。
政府の教育委員会制度の変更の一因かもしれない。
家裁では、結局、恐喝(?)に関して証拠がなく、認められなかったようだ。
日時や誰にいくらを示すメモがあれば、決定は変わったか。

無くならないいじめ問題は、悪ふざけとからかいが境目。
被害者がいじめと感じれば、いじめになる。
「やりすぎんなよ」といじめを容認した担任は、減給処分。
噂が無くなり職場復帰したとのこと。
生徒は担任を拒否できず、同じ問題がまた発生するか。

一部の国では、学生が教諭を評価する制度があり、学校は、学生の評価を
参考に教諭を評価するとのこと。
学生の評価は、好き嫌いはあるが、人間性を見て評価する場合が多い。
学生の評価が高い教諭は、学生に媚びているとは異なると思う。
学校側も学生の意図的な工作や媚びた教諭への評価をそのまま鵜呑みに
していないようだ。

大津市 市行政による中学生殺人隠蔽疑惑


大津いじめ殺人 加害少年二人 児相が家裁送致


滋賀県 大津市 結局いじめが自殺の要因


 「息子が命がけで作った」 大津の遺族が記者会見


---大津いじめ自殺、元同級生2人を保護観察処分---
2014年3月19日02時00分  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140318-OYT1T00633.htm

 大津市で2011年10月、いじめを受けた市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、大津家裁(丸山徹裁判長)は18日、暴行などの非行事実で送致された元同級生の少年3人(いずれも16歳)のうち2人を保護観察処分、1人を不処分とする決定を発表した。
 保護観察とした2人については、継続的ないじめ行為があったと判断した。決定は14日付。
 決定によると、3人は11年9月下旬、体育祭会場で男子生徒の手足を鉢巻きで縛り、口や脚に粘着テープを貼るなどの暴行を加えた。保護観察となった2人はほかに、校舎内で顔を殴ったり、男子生徒のペンや筆箱を壊したりした。
 丸山裁判長は2人について、強く抵抗しない男子生徒に対する言動がエスカレートしたとし、男子生徒に身体的、精神的な苦痛を与えたと指摘。そのうえで「捜査や審判を経ても内省が十分に進んでいない点は軽視できない」と判断、保護観察が必要と結論付けた。
  不処分となった1人については「男子生徒が受けた苦痛への理解が進んでいない」と言及する一方、「暴行行為に継続的に及んでいたわけではない」とした。


---大津いじめ自殺、元同級生2人を保護観察…家裁---
2014年3月19日  読売新聞
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20140319-OYO1T00144.htm?from=top

 大津市で2011年10月、いじめを受けた市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、大津家裁(丸山徹裁判長)は18日、暴行や器物損壊などの非行事実で送致された元同級生の少年3人(いずれも16歳)のうち2人を保護観察処分、1人を不処分とする決定を発表した。保護観察とした2人については、継続的ないじめ行為があったと判断した。決定は14日付。
 決定によると、3人は11年9月下旬、体育祭会場で男子生徒の手足を鉢巻きで縛り、口や脚に粘着テープを貼るなどの暴行を加えた。保護観察となった2人はほかにそれぞれ、顔を殴ったり、男子生徒のペンや筆箱を壊したりした。
 丸山裁判長は2人について、強く抵抗しない男子生徒に対する言動がエスカレートしたとし、男子生徒に身体的、精神的な苦痛を与えたと指摘。そのうえで「捜査や審判を経ても内省が十分に進んでいない点は軽視できない」と判断、保護観察が必要と結論付けた。
 不処分となった1人については「男子生徒が受けた苦痛への理解が進んでいない」と言及する一方、「暴行行為に継続的に及んでいたわけではない」とした。
 男子生徒の父親(48)は決定に対し、「少年らが非行事実に十分向き合っていないとするなら大変残念。いじめは人を追いつめる恐ろしい行為だと分かってほしい。少年らが反省し、1日も早く更生することを願う」との談話を発表した。
 この問題を巡っては、大津市の第三者調査委員会が昨年1月、「いじめが自殺の直接的な要因だった」とする報告書を公表。男子生徒の遺族が、大津市や少年3人らを相手取り、損害賠償を求める訴訟を大津地裁に起こし、係争中。

保護観察処分
家裁決定の要旨
 少年と男子生徒は、もともとは良好な関係であったことがうかがわれるが、男子生徒が強い抵抗や関係を拒絶する意思を表明しない中、言動はエスカレートし、「からかい」「ふざけ合い」の限度を超えていた。
 継続的に被害を受けた男子生徒の身体的、精神的苦痛が軽いものであったとは認めがたく、各非行は相応の悪質性のある行為だったと評価すべきで、問題性を軽く見ることはできない。
 少年は、自身の行為が苦痛を与えていたことについて理解が進んでいない。捜査や審判を経ても内省が十分に進んでいない点は軽視できない。保護観察に付し、専門家による継続的かつ周到な指導で内省を深めさせ、社会適応を図っていくことが必要。


---教育委員「直後の対応反省」…大津いじめ---
2014年3月19日  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20140319-OYT8T00320.htm

 大津市で2011年10月、いじめを受けた市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、大津家裁が18日、加害者とされる3少年に対する審判の決定内容を公表したことで、社会に大きな波紋を投げかけた問題は節目を迎えた。
 学校現場での悲しい出来事は、男子生徒が尊い命を絶った意味をかみしめ、これで終わりにしよう。関係者はいじめ対策の充実を改めて誓った。
 「からかいやふざけ合いの範囲を超えていた」。家裁の決定は、そう明記した。いじめの加害者とされる3人について、家裁は2人は保護観察処分、1人は不処分と処遇に違いをつけたが、3人のいずれもが男子生徒へのいじめに関わっていた点は認定した。捜査機関の聞き取りに対しても、係争中の民事訴訟でも、3人は「遊びだった」といじめの意図を否認している。しかし家裁は「男子生徒が受けた屈辱感に照らせば、遊びでは片づけられない」と指摘した。
 家裁は昨年5月末までに3人の事件送致を受け、同年10月31日付で少年審判の開始を決定。異例の合議制を敷き、非行事実の内容や3人を取り巻く環境、現在の心境などを慎重に調べた。7回を数えた審判では、非行事実の内容確認に多くの時間が割かれたという。捜査機関が送致した非行事実の中でも脅迫などは「確たる証拠がない」などとして認定しなかった。
 この日夕、地裁で開かれた記者会見には報道関係者約30人が詰めかけた。今月14日に開かれたという終局審判での少年らの様子や、裁判長の説諭内容への質問が相次いだが、職員らはそれを明らかにしなかった。
 大津市の第三者調査委員会の委員を務め、現在、大津市教育委員の職にある桶谷守・京都教育大教授は「少年たちは自分のしたことをしっかり反省した上で、自分の人生を歩んでほしい。それが男子生徒の死に報いることになる。私たち教育委員は、事件後すぐに加害生徒たちの指導に当たれなかった事実を反省点とし、教委と学校、保護者が一体となって子どもを適切に指導できる体制作りに励む」と話した。


---中1自殺、アンケート結果開示せず…遺族は希望---
2014年3月19日  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20140319-OYT8T00341.htm

 いじめにあっていた山形県天童市の市立中学1年の女子生徒が自殺した問題で、市教委の水戸部知之教育長は18日、「生徒のプライバシーにも配慮する必要がある。第三者(の調査)委員会にはアンケートを提供して審議してもらうが、公表は控えたい」と述べ、遺族が求めるアンケート結果の開示に応じない方針を示した。
 一方、生徒、教職員への聞き取り調査の結果については遺族に報告するとした。
 同日の市議会総務教育委員会で、アンケート結果の開示について見解を問われた水戸部教育長は、「伝聞やインターネットなど(が情報源)の不正確なものが多かった。事実に即していたかどうかを(生徒から面談で)丁寧に聞き取ったので、何が起こったかは十分知りうる」と説明し、開示は必要ないとした。
 このほか、面談が生徒1人に教員2人の形式で行われたことに関しては、「子供の心情をくみ取りながら話を聞き取ったので、強圧的なことはないと信じている」と話した。いじめの有無については「いじめと思われる事実があったと認識している。解明は第三者委員会に課せられている」と述べるにとどまった。
 市教委の元木満学校教育課長は委員会終了後、学校が遺族に対して「口外しない」「持ち出さない」ことなどを条件にアンケート結果を1度開示したことについて、「開示が正しかったのかどうか検討する必要がある」と述べた。また、生徒への聞き取り結果について「身体的な暴力はなかった」ことを明らかにした。
 遺族の代理人を務める安孫子英彦弁護士は「納得がいかない。遺族は『学校が都合の悪い事実を隠蔽しようとしているのではないか』と危惧している。再度、全面開示を要望する予定だ」と話した。
 大津市の中学2年男子生徒がいじめを苦に自殺した問題では、アンケート結果を「部外秘にする」との確約書を学校から求められた遺族が、市を相手取り損害賠償を求めて提訴。1月の大津地裁判決は「(アンケートの)一切の利用を禁止した確約書は違法。個人名以外まで不開示とした処置も不適切」として、市に30万円の支払いを命じた。


---大津いじめ:自殺少年の父親、元同級生に「真摯に反省を」---
毎日新聞 2014年03月18日 21時27分(最終更新 03月18日 21時44分)
http://mainichi.jp/select/news/20140319k0000m040103000c.html

 大津家裁の決定を受け、自殺した男子生徒の父親(48)は、弁護士を通じて「裁判所の判断として重く受け止めている」とするコメントを発表した。一方で、自身が告訴した非行内容の全ては認定されなかったことに触れ、「学校と市教委がいじめの背景調査を打ち切り、真相究明を阻んだことに、今さらながら強い憤りを覚える。県警と連携して迅速に調査していれば、より詳細な真相究明ができたのではないか」と悔しさをにじませた。
 また、3人の元同級生について「暴言もプロレスごっこも『いじめ』であり、人を追い詰める行為だと分かってほしい。真摯(しんし)に反省し、被害者に謝罪することで、初めて更生の道が開けるのではないでしょうか」と言及。「一日も早く更生することを心から願っている」と結んだ。

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