2014年3月5日水曜日

GPM主衛星 打上げ成功

GPM主衛星の打上げが成功した。
 雨や雪が降る様子を宇宙から監視する「全球降水観測(GPM)衛星」など
を搭載したH2Aロケット23号機が、鹿児島県の種子島宇宙センターから
打上げられた。
 GPM衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。
 23号機はほかに、国内の大学が開発した小型衛星7基を積んでいる。
JAXAは打上げ後の記者会見で、H2Aから7基すべてが分離されたことを示す
信号を受信したことを明らかにした。

GPM(Global Precipitation Measurement)計画
GPM Flight Project | Precipitation Measurement Missions:
・全球降水観測計画
・日米が開発した降水観測衛星。
 重さ3750kg。高度407kmで地球を周回。
 北緯65度から南緯65度の雨や雪を観測。設計寿命3年2カ月。
・NASAが衛星本体とマイクロ波放射計(GMI)を開発し、運用・データ処理
 費を含めた米国負担分が約930億円。
 JAXAとNICTが開発した高・低周波の降水レーダー(DPR)とH2Aの日本負担
 分が256億円。
・コンステレーション衛星
  3時間毎に観測。
  DMSP satellites
  GCOM-W1 satellite
  Megha-Tropiques satellite
  NOAA-19 satellite
  EUMETSAT satellite
  NPOESS
  JPSS satellites
  DWSS等

複数の周波数帯域の走査をすることで、雲の内部を霧、雨、氷等のように
詳細に分析するようだ。

今年の関東甲信の豪雪の天気予報は大外れ。
以前、気象庁の部署にスーパーコンピュータを設置し、予報の精度が格段
に上がるとの説明だったが、いまだに天気予報は外れることが多い。

コア衛星とコンステレーション衛星で、ゲリラ豪雨や竜巻等の警報を出る
のだろうか。やはり、数百kmおきに、ドップラーレーダが必要か。
設計寿命3年程度。毎年、製作し、定期的に打上げるのか。
効率が悪くないか。
金融賭博の市場が広がるかもしれない。

コメ先物相場
温暖化予測2012


GPM Science Briefing


 [H-IiA] Launch of NASA & JAXA's GPM Core Satellite on Japanese Rocket


---GPM計画主衛星--
2014/02/28-08:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=tha_30&k=2014022800119

 全球降水観測(GPM)計画主衛星 日米が開発した降水観測衛星。重さ3750キロ。高度407キロで地球を周回し、北緯65度から南緯65度の雨や雪を観測。設計寿命3年2カ月。米航空宇宙局(NASA)が衛星本体とマイクロ波放射計を開発し、運用・データ処理費を含めた米国負担分が約930億円。宇宙航空研究開発機構と情報通信研究機構が開発した高・低周波の降水レーダーとH2Aの日本負担分が256億円。


---降水観測衛星搭載H2Aロケット、打ち上げ成功---
2014年2月28日07時50分  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140228-OYT1T00135.htm

 雨や雪が降る様子を宇宙から監視する「全球降水観測(GPM)衛星」などを搭載したH2Aロケット23号機が28日午前3時37分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。
 GPM衛星は15分57秒後に予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。
 この衛星は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と米航空宇宙局(NASA)が共同開発した。地球全域の雨や雪を宇宙から観測し、豪雨や洪水などの予測に役立てる「GPM計画」で中心的な役割を果たす。
 23号機はほかに、国内の大学が開発した小型衛星7基を積んでいる。JAXAは打ち上げ後の記者会見で、H2Aから7基すべてが分離されたことを示す信号を受信したことを明らかにした。


---全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)の打上げについて---
平成26年2月28日
宇宙航空研究開発機構
米国航空宇宙局
http://www.jaxa.jp/press/2014/02/20140228_gpm_j.html

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)及び米国航空宇宙局(NASA)が開発した全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)は、日本時間2014年2月28日 午前3時37分に、H-IIAロケット23号機にて種子島宇宙センターから打ち上げられました。 GPM計画は、JAXA及びNASAが進める国際共同ミッションで、GPM主衛星と複数の副衛星群により、地球全体の降水(雨や雪)を一日に複数回、観測する計画です。今回打ち上げたGPM主衛星は、副衛星群による降水観測の基準となり精度を高める中心的な役割を担います。
 GPM主衛星は、NASAのゴダード宇宙飛行センターで組み立てられ、JAXAが情報通信研究機構(NICT)と共同で開発した二周波降水レーダ(DPR)とBall Aerospace & Technologies Corp.(米国コロラド州Boulder市)が開発したGPM マイクロ波放射計(GMI)の二つのミッション機器を搭載しています。DPRは、従来の衛星では観測出来なかった弱い雨から豪雨までを観測するとともに、雨滴や雪、氷粒子の大きさやそれらが雲の中でどのように分布しているのかといった降水の詳細な情報を得ることができます。また、GMIは、13の異なる周波数で降水の分布等を幅広く観測します。
 GPM主衛星は、軌道投入後に太陽電池パドルの展開を行いました。引き続き、通信の確保、姿勢制御を行った後、ミッション機器の立上げ及びチェックアウトを行い、打上げ約2ヶ月後から、定常的な降水観測を開始する予定です。GPM主衛星が観測するデータの精度確認を行った後、準リアルタイムで、それぞれのデータ提供システムにより、世界中の利用者に提供する予定です。
 GPM計画で取得されるデータによって、全球の降水をこれまでより正確に把握することができるようになり、台風の目の位置の推定や天気予報の精度向上、また、降水メカニズムや気候変動が降水に与える影響解明等地球科学研究に貢献します。日本においては、台風や豪雨による気象災害などへの防災対策へ幅広く利用されることが期待されています。また、アジア地域においては、雨量計等の地上の観測機器の整備が進んでいない地域の水災害対策に貢献することが期待されています。米国においても、GPMデータは、淡水資源や農作物収量評価のために、適時の情報を提供いたします。また、暴風雨構造や大規模な大気プロセスに対する新しい知見をもたらし、現状のハリケーンやブリザードの監視・予測能力を拡大することができます。

---GPM主衛星---
2014年2月18日 16:27:38
http://www.satnavi.jaxa.jp/gpmdpr_special/gpmdpr/gpmdpr1.html

 GPM主衛星は日米で共同開発です。 GPM主衛星が搭載する観測装置は二つあり、一つは日本が開発する二周波降水レーダ(DPR)、 もう一つは米国が開発するGPMマイクロ波放射計(GMI)です。
 GPM主衛星の軌道傾斜角を65度とすることで、熱帯域はもとより中高緯度域までカバーします。 さらに太陽非同期とすることで、降水の日変化をとらえます。
 DPRはTRMM搭載の降雨レーダ(PR)の後継である13.6GHzのレーダに、高精度観測のための35.5GHzのレーダを追加したものです。 GMIもTRMM搭載マイクロ波観測装置(TMI)の後継であり、TMIの9つの周波数帯に加えて、4つの高周波チャネル(166 GHzおよび183 GHz)を持っています。
 DPRの走査幅は、13.6GHzレーダは約245km、35.5GHzレーダは約125kmです。 両者の走査幅が重なる部分では、同期して観測を行います。一方、GMIはコニカルスキャンを行い、その走査幅は約900kmです。
 GPMにおける主衛星の役割は、レーダとマイクロ波放射計の同時観測により、コンステレーション衛星群を含めたマイクロ波放射計の降水観測精度を向上させることにあります。


---雨雲スキャンレーダ「DPR」---
2014年2月18日 16:27:38
http://www.satnavi.jaxa.jp/gpmdpr_special/gpmdpr/gpmdpr2.html

 GPMコア衛星に搭載される二周波降水レーダ(DPR: Dual-frequency Precipitation Radar)は、Ku帯(13.6GHz)降水レーダ(KuPR)とKa帯(35.5GHz)降水レーダ(KaPR)という2台のレーダで構成されます。
 高感度化を目的としたKaPRでは、KuPRでは測れない弱い雨や雪の検出に有効であり、強い雨の検出が可能なKuPRと同時に観測することによって、熱帯の強い雨から高緯度の弱い降雪までの降水量を高精度で観測することができるようになります。
 これらの周波数では、一般に降水エコー強度は降雨による減衰の影響を受けますが、その減衰量は周波数や雨粒の大きさに依存します。そこで、KuPRとKaPRのレーダビームの位置や送信パルスタイミングを一致させ、同じ場所の降水粒子を二周波で同時に観測することによって、その降雨減衰量の差から雨粒の大きさ(雨滴粒径分布)を推定することができます。
 この情報は、TRMM降雨レーダのような一周波のレーダでは得られないものであり、降水量の推定精度を大幅に向上することができます。
 また、二周波降水レーダ(DPR)は雨雲を立体的に捉えられるのが特徴で、このことからJAXAでは「雨雲スキャンレーダ」という名称をつけています。


---GPMマイクロ波放射計「GMI」---
2014年2月18日 16:27:38
http://www.satnavi.jaxa.jp/gpmdpr_special/gpmdpr/gpmdpr3.html

 GPMコア衛星にDPRと対になって搭載されるGPMマイクロ波放射計(GMI)は、TRMM衛星に搭載されているTMIを踏襲する、多周波・多偏波のコニカル走査型のマイクロ波放射計で、NASAが開発を担当しています。
 GMIの主な役割は、DPRと同時観測を行うことによって降水・降雪の推定精度を向上するとともに、GPMコア衛星による高精度観測と、コンステレーション衛星搭載の各マイクロ波放射計による高頻度観測との間を橋渡しすることにあります。さらにコンステレーション衛星のマイクロ波放射計の輝度温度校正を行うことにより、センサ間のバイアスに伴う降水強度推定の差異を小さくすることも期待されています。
 TMIと比較したGMIの主な特徴としては、TMIで用いられている10.65~89 GHz帯の9つのチャネルに加えて、ミリ波帯である166 GHz(「窓」チャネル)と183.31 GHz(水蒸気吸収線)帯に4つのチャネルを持つことが挙げられます。この高周波数帯の追加によって、特に、高緯度域の海上及び陸上に多い、弱い雨や雪の推定精度向上に大きく寄与することが期待されています。さらに、アンテナ口径がTMIの2倍の約1.2 mになったことで、空間分解能が大幅に向上します。

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